深セン市
1979年7月より、深セン、珠海、汕頭(以上、広東省)、
厦門(福建省)の4都市を経済特別区に指定しました。
ここでは、外国から資本や技術を導入し、
中国側が労働力、土地、建物を提供して
海外との合弁企業を積極的に誘致しました。
これらの海外企業には、輸出入関税の免除、
法人税の3年間据え置きなどの優遇措置が講じられました。
その結果、たとえば深セン市の場合、
30年前は2万人の漁村であったものが、
今では人口1500万人、市の国民総生産は14兆円になる
急速に成長した大都会です。
市の平均年齢は28歳と若く、中国全土からエリートが集まる都会です。
市内の日本料理店は120店舗を超え、ジャスコが5店舗を構えています。
全中国からの移民都市のため、その食文化は多様性に富んでいて
新しい味の受け入れが早いという特徴があります。
まさに激動する中国を体現した街でした。
モダンな市庁舎
高層ビルの開発が続く新市街
by KINTOBI61 | 2010-12-21 13:37 | 旅 | Comments(0)