漢方薬としての小麦
冬小麦は6月ごろに収穫されますが、
その実をそのまま、もしくは挽いて粉にしたものを
生薬「小麦(しょうばく)」として利用するそうです。
漢方の表現では、
安神、清虚熱、止汗、止渇の効能があるとされています。
経口薬としてヒステリー、ほてり・糖尿病・下痢・寝汗などに、
また粉を外用として切り傷の止血や火傷に利用します。
人間と長い付き合いの小麦ですから、
その歴史の中で安心で有用な利用法が開発されてきたのだと思います。
食べて元気になる。
食品の本来の目的をあらためて考えさせられました。
by kintobi61 | 2011-09-25 09:29 | 小麦粉 | Comments(0)