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ラーメンのつけめんブーム

ラーメンの「つけめん」がブームです。
ちょっと勉強してみました。

実はつけめんの歴史は古く、
1955年(昭和30年)に東池袋の大勝軒が発売した、
「特製もりそば」が最初といわれています。

「つけめん」という言葉を広めたのは、
「元祖中華つけ麺大王」が1973年ごろに
関東を中心にチェーン展開してからのようです。

2000年ころからは、
山岸一雄氏(東池袋大勝軒)のお弟子さんたちが
のれん分けして、つけめんを広めていきます。
そのほか、高田馬場の「べんてん」、成増の「道頓堀」が
人気となり、初のつけめん専門店として、
世田谷区上馬に「ぢゃぶ屋」がオープンします。

そんな中、川越の「頑者」が自家製極太めん、魚粉、濃厚つけたれの
独特の味で支持されます。
このめんは、準強力粉ではなくて、たぶん中力粉で打つので、
ラーメンというより細うどんといった感じになります。
このころになると、つけめんという食べ方に加えて、
めん自体の特徴が新しい味を作り出しました。

2005年ころから、
「頑者」の影響を受けた大崎の「六厘舎」や、
つけたれに焼き石を投入する「つけめんTETSU」など
個性際立つ店が登場して、
つけめんだけを集めた「大つけ麺博」が
開催されるまでになりました。

で、自宅用に宅配をしてくれるお店もありますし、
スーパー店頭にもつけたれを売ってますので、
私は金トビ細うどんで「ナンチャッテつけめん」を
手軽に楽んだりしています(笑)。

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by kintobi61 | 2010-07-09 17:44 | めん | Comments(0)  

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